マッチングアプリでマッチングするためには、「いいね」を送ってそれに反応する必要があります。そこで重要なのがプロフィールです。気になるプロフィールを設定しないと、相手からいいねがこないだけでなく、こちらのいいねにも反応してくれません。
この記事では、初めてプロフィールを設定する人でも安心して作成できるように、例文を交えながらコツを解説していきます。記事後半では男女別にプロフィールの例文を載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
よくあるダメなプロフィール例
まずは、どんなプロフィールがダメなのか確認していきましょう。「良いプロフィールを作る=ダメなプロフィールを作らない」ということを頭に入れ、自分のプロフィールと見比べてみましょう。
挨拶だけの中身の薄いプロフィール
まずは、まったく中身のないプロフィールです。はっきり言って、中身がなければそれはプロフィールではありません。なぜなら、それを読んでもあなたがどんな人なのか相手に伝わらないからです。
はじめまして。23歳で東京に住んでいる〇〇です。良い出会いがあればと思って登録しました。よろしくお願いします。
このような文章だと、読んだ人が得られる情報はほとんどありません。23歳で東京に住んでいるのはプロフィールを見れば分かりますし、恋人が欲しいということはマッチングアプリに登録しているのだからある程度予想することができます。
プロフィールを見ていただきありがとうございます。現在23歳で大学進学を機に東京へ引っ越して来ました。大学卒業後はそのまま東京で就職し、社会人1年目として頑張っています。なかなかリアルでは出会いが見つからず、今回(マッチングアプリ名)に登録しました。
・大学に通っていたこと
・元々は東京出身ではないこと
・大学は卒業して東京に就職していること
・リアルでは出会いが少ないということ
たったこれだけの文章でも、以上のような情報を相手は手に入れることができます。ダメな例と比較しても、改善例の方がいいねを送りたくなりますよね。
自虐ネタや自慢話が含まれているプロフィール
自虐ネタ・自慢話は相手が冷めてしまうことが多いです。
はじめまして。現在、新規参入企業にて部長を任されている〇〇です。年収は去年で1,000万円でしたので、今年はさらに多くなると思います。愛車は(メーカー名)のスポーツカーで、毎年ビジネスクラスで海外旅行に行っています。なかなか出会いもありませんので、ここで良い人が見つかればと思い登録しました。よろしくお願いします。
「はじめまして。東京の会社で働いている〇〇です。趣味は車と旅行で、去年奮発して自分の車を購入しました。そのため、ドライブデートなんてできたらなぁ…って思っています。今年はオーストラリアにも旅行に行き、初めてコアラと触れ合えることもできました。なかなか会社では出会いも見つからず、友人にここを紹介されて登録してみました。よろしくお願いします。
見て分かる露骨な自慢は、見ている人を悪い気分にさせてしまいます。しかし、改善例のように変化させるだけで一気に内容が柔らかくなります。部長であること、スポーツカーを購入したことなどは後々分かることです。プロフィールの時点で言う必要がないことが分かりましたね。
〇〇お断り、と書かれているプロフィール
プロフィールに「勧お断り!」や「遊び目的お断り!」と書いている人もいます。気持ちは分かりますが、あまり見栄えは良くありません。
はじめまして。〇〇と言います。職場では出会いが見つからず、(マッチングアプリ名)の方に登録しました。将来的に結婚も考えられるような出会いを求めています。※勧誘・ヤリモクお断り
はじめまして。〇〇と言います。職場では出会いが見つからず、(マッチングアプリ名)の方に登録しました。将来的に結婚も考えていますので、同じ気持ち・熱量の人と出会えればと思っています。
勧誘やヤリモクを求めていないのは相手も分かっています。それをわざわざ文面にして書き出されると威圧感を感じてしまいますし、マイナスなイメージにしかなりません。
そんなことを書かずとも、「真剣な出会いを求めています」とだけ書いておけば、勧誘・ヤリモクからのいいねは少なくなります(最悪ブロックすれば良い)。
プロフィール写真が未設定のプロフィール
プロフィール写真が設定されていない場合、たとえプロフィールをしっかり設定していてもマッチングしない可能性が高いです。なぜなら、第一印象はどうしても外見で決まってしまうからです。イケメン・美女ということもありますが、タイプかそうじゃないかの判断も写真を見て決まります。
しかし、適当に設定すれば良いというわけではありません。顔は鮮明に写っているのか、ドアップになっていないか、他の人が一緒に写っていないかなど、しっかりと選定する必要があります。
マッチング率が高くなる!正しいプロフィールの書き方
ここからは、マッチング率を上げられる正しいプロフィールの書き方を解説していきます。男性用・女性用に分けていますので、それぞれ自分に合った方で試してみてください。
【男性用】プロフィールの例文(恋活向け)
まずは、男性用のプロフィール(恋活向け)から確認していきましょう。
プロフィールの例文
- なぜマッチングアプリに登録したのかを書く
- 自分の性格を主観的、客観的に書く
- 求めている女性像をしっかり伝える
- 気軽に恋活していることを最後に伝える
恋活の場合、そこまで細かくプロフィールを書く必要はありません。マッチングアプリに登録した理由、自分の性格について、共通の話題になりやすい趣味のこと、理想の相手を軽く書いておくだけでプロフィールとして成り立ちます。
【男性用】プロフィールの例文(婚活向け)
続いて、婚活をメインに行っている男性のプロフィール例です。
プロフィールの例文
- 真剣に結婚相手を探していることをまずアピールする
- 主観的、客観的な性格を書いておく
- 趣味からデートに繋げられそうな雰囲気を書く
- 結婚後にどのような生活を送りたいか書いておく
婚活の場合は、恋活と比較してプロフィールも細かく書くのがおすすめです。そうすることで、真剣なのだと伝えることができます。男性の場合、経済面でのアピールもしたいところですが、それはメッセージのやり取りで十分にできます。それよりは、真剣に結婚相手を探していること、そして結婚後にどうやって支えていきたいかを書いておいた方が強みになります。
【女性用】プロフィールの例文(恋活向け)
ここからは、女性用のプロフィールについて見ていきましょう。男性用と同じく恋活の場合、そこまで細かくプロフィールを書く必要はありません。
プロフィールの例文
- 女性らしい性格を一つ入れておくと良い
- 自分の性格とマッチした人をタイプとして入れておく
- 恋人として譲れない部分があれば書いておく
甘えたい、頼りにしたい、デートでは手を繋ぎたいなど、男性が少しでも気になるワードを入れておくといいねを貰いやすくなります。付き合った後にトラブルになりたくない人は、プロフィールの時点で譲れないポイントを書いておくのもおすすめです。
【女性用】プロフィールの例文(婚活向け)
女性の場合も、恋活向けより詳しく自己紹介した方が効果的です。男性用ではどのような家庭を築きたいかについて書きましたが、女性の場合は結婚観を重要視していることを書くと良いでしょう。
プロフィールの例文
- 真剣に婚活していることをアピールする
- 同じ趣味だからこそ分かることも書いておく(メーカー名など)
- 性格は主観、客観どちらも書く
- どんな人と結婚したいかを具体的に書く
婚活の場合、年齢のことを書くと真剣に婚活していることが伝わります。相手はプレッシャーを感じていいねの数は減ってしまうかもしれませんが、それでもいいねを送ってくれたということは相手も真剣だということです。子供の有無など、結婚後に築きたい家庭像を書くのも本気度が伝わって良いかもしれません。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- プロフィールの内容はマッチング率に大きく関わる
- 恋活と婚活でプロフィールの作り方を変える
- 性格は必ず主観と客観の両方を書いておく
- 恋愛観や結婚観はできるだけ具体的に書いておく
最初はプロフィールを作るのも難しいと思います。しかし、一つ一つポイントを抑えながら進めていけば、少なくともNGプロフィールになることはありません。
どうしても上手くいかない人は、今回紹介した例文をコピペして作ってみても良いですし、マッチングアプリ側が用意しているテンプレートを使ってみるのも良いでしょう。ただし、テンプレート過ぎると真剣さが伝わりにくいので、あくまで参考程度にするのがおすすめです。
(エリア)に住んでいる25歳の〇〇です。
現在は会社員として働いており、恋人が欲しい中で友達に勧められて(マッチングアプリ名)に登録しました。肩肘張らず、リラックスできる恋人を求めています。【性格】
性格は思い立ったら即行動するタイプで、あまりグチグチするのは好きではありません。友達からも決断力があると言われているので、引っ張っていきたいタイプだと思います。
【趣味】
・ファッション
・カラオケ
昔からファッションが好きで、休みの日にはよく買い物に行っています。歌うことも好きなので、仕事帰りにカラオケに行くことも多いです。
【求めている女性】
自分が結構積極的に物事を進めてしまうので、しっかりとした意見を持っている人が好きです。もし意見が食い違った場合でも、お互いに話し合って納得できる関係を希望します。
まずは気軽に友達のような感覚から始められればと思います。会社終わりの連絡となるため夜遅くなると思いますが、よろしくお願いします。