コーディネーターが語る、成婚ストーリー

宍戸のプロフィール紹介

何年か前になりますが、28歳のカズユキさん(仮名)と3歳年上のユウコさん(仮名)のことがとても記憶に残っています。
当時は20代で入会される男性なんてほとんどいらっしゃらなくて、ご紹介する方も大半が年上の方になりますよということを大前提でカズユキさんはお入りになられました。

大手商社から公務員に転職されたので年収は下がってしまったようなんですが、堅実で雰囲気の良い方でしたし、3歳年上くらいまでの女性には必ずご紹介していました。
でも、女性のほうが収入が上だったり、カズユキさん自身がお見合いから交際に発展させることがあまりお上手じゃなかったこともあって、なかなかうまくいかなくて。

1年くらい経った頃、団体職員をされていたユウコさんがご入会されました。
ユウコさんがご希望されるお相手はアグレッシブで自分をリードしてくれるタイプの人だったのですが、どうしても私はカズユキさんをご紹介したいと思い、タイプは少し違ったのですが、ご入会後1人目にカズユキさんをご紹介させて頂きました。

きっとカズユキさんはユウコさんに交際を申し込むだろうなというのは、そのときすでに直感していました。 お引き合わせしたのは、時期的には12月の最初の一週目くらいだったと思うのですが、やはりカズユキさんはユウコさんに一目惚れされて、その日の夜のうちに彼から私に長いメールが来ました。

真剣にお付き合いしたい、結婚を申し込みたい、そのくらいの気持ちでいると。
これまでカズユキさんは10人程お見合いをしていますが、今まで会ったどの方よりも気に入られたようでした。

ユウコさんの方は、カズユキさんとはもう一度会ってみたいけれど他の方にも会ってみたいというごく普通の反応でした。
彼女は12月のクリスマスパーティーにもご参加されることになっていましたし、まだ初めてのお見合いで活動がスタートされたばかりなので、無理もないかなと思っていました。

一応プロフィール交換にはなりましたので、カズユキさんにご報告するときに、「彼女はあなたをいい方だと思ってはいるけれども、もうひと押しふた押しは必要ですよ」とお伝えしたところ、カズユキさんはその日から毎日のように連絡をされたようで、翌週にはまたお会いになられていました。

それから2週間後くらいには「結婚を前提でおつきあいをさせてくださいと告白しました」とカズユキさんからメールをいただきました。
でも、ユウコさんはやっぱりクリスマスパーティーにはご参加されたんです。

カズユキさんにはそのこと正直にお話されたようでしたが、彼は不安な思いでいらしたことと思います。 実際、クリスマスパーティーに参加された後、ユウコさんには何人かの男性からお申込が入りました。

でも、ユウコさんはクリスマスパーティーにご参加されたからこそご自分にはカズユキさんが一番だと、確信されたのです。

カズユキさんの強い思いが報われて、私も心からホッとしたのを覚えています。
その後はトントン拍子でクリスマスにプロポーズを受けられて、年末にご家族にご紹介をして、年明けの2月に初めてのお見合い場所のホテルで結婚式を挙げられました。

女性の方はわずか1か月だけのご活動でしたが、私のなかで最も記憶に残るスピードカップルでした。 翌年には、お子さんも産まれて、現在二人のお子さまとお幸せに暮らしていらっしゃいます。

カズユキさんが年上の女性でもお見合いを受けてくれるとなったときに、女性側には「いろんな視点でご紹介させていただきたいので、最初の3か月は今までおつきあいしたタイプの方とは違っても必ず受けてください」とお伝えしていたんです。

そのことをご了承いただかなければ、お二人の出会いはありませんでした。
ユウコさんに出会ったカズユキさんは「彼女は本当に理想の人」とおっしゃっていました。

ユウコさんは特別目を引く美人タイプというより、周囲にすっと溶け込める方、お仕事柄や環境もあってか丁寧で物腰が美しく、字もお上手で、信頼できる方だなという印象は初対面から感じられました。

お見合いの後に、カズユキさんの真面目さとかユウコさんへの強い思いが伝わるようなカズユキさんからのメールを一部抜粋して彼女に送ったりもしました。
「初対面でここまで自分の気持ちを素直に第三者に伝えてくれる人はなかなかいないですよ」というメッセージを添えて。

もちろんそうは言われても、1か月位で決断できない彼女の気持ちもわかります。
でも、タイミングを逃すとなかなか決められなくなって活動が長期間に及んでしまったり、やっぱり最初におつきあいしていた方に戻りたいと言われることも多いので、あのタイミングで決断されたことはユウコさんにとってもすごく良かったと思います。

色々な方に会ってみてからという思いは皆さん当然あると思いますが、ビビッと感じた方に対しては決めるときには決めてほしい、そして私たちもその直感に対して全力でサポートしなければならないと思っています。

担当させて頂く全ての会員様に向けてもちろんきちんと向き合っているつもりなのですが、担当会員様の数が増えていくと行き届かなくなってしまっていることがあります。
以前ある男性会員様に面と向かって「僕は真剣なんです」と言われてハッとしたことがありました。

その方はすでに他社様にご入会を決めていたのに、最終的に私を信じてプライムマリッジを選んでくださった方でした。

身長も高くてスポーツマンで、年齢も35歳、爽やかな感じの方でしたので、こちらが必死にならなくても次々とお申し込みは入ってくるし、お見合いも成立するので、いつの間にかご紹介してお見合いをセッティングするという機械的なフォローになってしまっていました。

「僕は真剣なんです」・・そう言われた日から、その方のお見合いには必ず立ち会い、自分が担当する女性会員様を積極的に紹介するようにしていたところ、その後3か月でご成婚されました。

お申し込みが沢山入るからといってスムーズに正式交際に発展するとは限りません。
例えば、想像していた方とは違ってお互いがっかりしても、お二人だけだとそこでシーンとしたまま終わってしまうようなお見合いも、コーディネーターの介在によって全然違う面でお話が弾むことがあります。

また、お断りが続いている状況でも、コーディネーターの後押しや、その後のサポート次第でうまくいくこともたくさんあります。 彼の厳しい一言によって、きめ細やかにフォローすることの大切を改めて気づかされた瞬間でした。

こちらが一生懸命かどうかということは会員様には伝わりますし、会員様も活動の中では波もあって、「もう無理なのかな」なんてテンションが下がってしまうときもありますので、それを引き上げてあげるのも私たちの役割だと思っています。

ご入会時の結婚に対する皆さんの思いと、それを全力でお手伝いしたいと思った自分の気持ちは、決して忘れてはいけないと心に刻んでいます。
「あのときに宍戸さんの後押しを信じて入会したからこそ彼(彼女)と出会えたんです」とおっしゃって頂けた時が一番嬉しい幸せな瞬間です。