熟年結婚で幸せになった夫婦の事例4選と注意したい問題点

これまでシングルで、子育ても仕事も頑張ってきたけど…ふと落ち着いて自分の幸せを考えた時、やっぱりパートナーがいたらいいな…そんな風に考えているのは、あなただけではないですよ。

人は一人では生きていかれません。支え合うパートナーが欲しいと思うのは自然な気持ちです。

小説『後妻業』で熟年・高齢者の婚活事情が描かれ、実社会でも高齢者を巻き込む結婚詐欺事件も発生するなど、「熟年結婚」となると、どうしても負の側面がクローズアップされがちですが、婚活現場では純粋にパートナーを求めている方も多いのです。

こちらの記事では熟年結婚の事例と注意したい問題点をピックアップしながら、あなたが幸せなセカンドライフを送るにはどうしたら良いか、一緒に考えていきたいと思います。

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1、熟年結婚は増えている?

さて、ひと口に「熟年」と言ってもおおよそ何歳ぐらいのことを指し示すのでしょうか?熟年という言葉自体は1970年代後半から使われるようになりましたが、その年齢の定義は、使う方のイメージに左右され異なっているようです。

ですので、ここでは混乱しないように「セカンドライフの構築も視野に入ってきた年代」としたいと思います。

厚生労働省が集計している「人口動態統計」で発表した、平成27年の婚姻件数は63万5156組。興味深いことに「夫妻とも再婚又はどちらか一方が再婚」は17万181組と、全体の26.8%、つまり結婚したカップル4組のうち1組は「婚姻経験者」が含まれることが分かりました。

全体の婚姻件数は年々減少しているものの、比較統計を始めた平成7年からのデータを10年ごとにみても、結婚生活に入ったときの年齢別にみた再婚数は、年齢を重ねるごとに増加している結果となりました。

つまり「熟年」になってパートナーを探すことは決して稀なことではなく、むしろ最近は男女ともに見た目がエイジレスな方も増えて、熟年層の婚活市場は、ますます活発になっていると言えるようです。

2、熟年結婚で幸せになった夫婦の事例4選

では実際に熟年結婚をしたご夫婦はどのような生活を送られているのでしょうか?夫婦問題研究家の岡野あつこ先生よると問題が多いと見られがちな熟年結婚でも、幸せな結婚生活を送られている方も多いようです。

ここでは岡野先生が実際にカウンセリングをされた4組のご夫婦の事例を見ていきましょう。

(1)出会いは趣味のサークル、「人生の終い方」から考えた幸せとは

夫Tさん(64歳)、妻Sさん(63歳)、長女(38歳)

夫Tさんは、妻と娘を難病で亡くし、7年間息子と二人暮らしをしていました。そして妻のSさんは、元夫が20年間も愛人と暮らし、長い別居期間を経て離婚しました。

そんな二人は共通の趣味である民謡サークルで出会い、付き合うようになりました。

二人が付き合いだして4年目の頃、Tさんの長男が自殺。葬儀でTさんは自分の兄弟が「跡継ぎがいなくなったから、Tが死んだら、俺たちが財産を分けることになるのか」と話しているのを耳にしました。

「自分の財産は愛する人に遺したい」という気持ちに気がつき、Sさんにプロポーズしたのです。Sさんの長男に反対されたものの、二人は喪が明けるのを待って、結婚式場で身内だけの式を行い、晴れて夫婦となりました。

その直後Sさんに乳がんが見つかります。初期段階であったため完治しましたが、闘病中はTさんの献身的な看病と精神的な支えに、Sさんはとても助けられたそうです。

「愛する人と一緒に慣れて、経済的な不安もなくなり、娘も養子縁組してもらって、私の晩年は最高に幸せです」と仰っています。辛いこともお互いの愛と思いやりの力で乗り越えてきたからこそ、実感する幸せなのでしょう。

(2)夫は超年下外国人!純愛を通した幸せの形

夫Hさん(34歳)、妻Eさん(53歳)

夫Hさんはイランの出身。初めて出会った時、19歳も年下で外国人であるHさんを妻のEさんは恋愛や結婚の対象として見られなかったそうですが、彼の人柄を知り、次第に歳の差は気にならなくなったほど、彼が大人で包容力のある男性であると気がついたそうです。

二人が再婚するまでには7年の歳月がかかりました。Eさんの父が「外国人と結婚するなら、お前を殺して俺も死ぬ!」といって全然許してくれなかったり、Hさんがイランに帰国して1年間離れ離れになる状況にもなったそうです。

今ではEさんの地元に店舗兼住宅を購入し、イラン料理レストラン開店。Hさんはよく働き、Eさんにきつい仕事はさせないのだとか。「ただ夫が好きだから、それだけ」という妻に、「妻は大切な宝」という夫。

Eさんの娘の孫もHさんになつき、家族皆さん幸せに暮らしています。人と人との結びつきは年齢や言葉ではなく、もっと深いものであり、魂の部分で繋がっている純愛を通して、幸せな再婚を掴んだお二人と言えるでしょう。

(3)当たり前のことが幸せ!と感じられて…

夫Yさん(45歳)、妻Mさん(43歳)、長女(15歳)

お二人は結婚相談所のお見合いで知り合い、お見合い初日のその日にお昼から夜までデートをするほど波長が合い、お付き合いがスタート。

その後交際も順調に進み、Mさんは長女に、クリスマスにYさんを家に招いてもいいかと聞いたら「あの人ならいいよ」という答えが返ってきたそうです。

Mさんはこれまでお見合いしてきた人たちも長女に会わせてきたそうですが、長女から前向きな答えが返ってきたのは初めてだったとか。

クリスマス当日はMさん母娘の手料理を食べ、ツリーやキャンドルで飾りつけた部屋でYさんは「こういう家庭が欲しかったのだな、こんな幸せな何十年ぶりだろう。今日は本当にありがとう」と、Mさんに言ってくれたそうです。

Mさんも「こんなに当たり前のことに、こんなに喜んでくれるなんて」と感激したそうです。「Yさんは出会った時から話していると気持ちよくて、なんだかほっとできたのです。

前の夫はいつもピリピリしていて、命令口調で冷たくて辛い思いばかりしていたから…」と初めて会った時から温かい気持ちを抱いていたのです。そして思いがけずYさんからMさんへ指輪のプレゼントが。

そして長女には彼女がほしかった洋服のプレゼントを用意されていました。後日談ですが、Yさんと長女の二人が一緒に買い物に行って選んだとのこと。長女の高校入学を機に二人は入籍、そして養子縁組もしました。

当たり前の幸せに気づき、大切にしながら、現在とても幸せなステップファミリーとなっています。

(4)「お父さん」ではなく、「ママのパートナー」でも幸せに

夫Tさん(45歳)、妻Mさん(45歳)、長女(17歳)

二人が付き合い始めたのは、Mさんの長女が14歳、中学2年生の頃。多感な時期でもあったためか、長女は二人の付き合いに抵抗し、「ママがあのオジさんと再婚するなら、私は家を出る」と拒否反応を示し続けていました。

そのためMさんは長女を刺激しないように、Tさんと長女は会わせないようにしていました。その後長女は高校へ進学。自分の世界が広がり、「ボーイフレンドが出来た」とMさんに話すようになりました。

そんな長女の様子を見たMさんは「今、こんな風に成長した長女であれば、Tさんのこともわかってくれるかもしれない」と、自分がTさんと再婚したい気持ちを長女に打ち明けました。

すると長女は「ママ、ごめんね。私が前にひどいことを言ってしまって、ずっと気にしていた。でも二人の関係は続いていたから、そのままにしていたのだけど…ママが再婚したいならばすればと言おうと思っていたよ」と思いがけない反応が。

長女の賛成を得て、TさんとMさんは交際4年目に再婚。養子縁組もしましたが、長女はTさんをお父さんというより「ママのパートナー」として接しています。養子縁組もしていますが、Tさんもそれは納得しているそうです。

娘が再婚相手をお父さんと呼ぶことなくても、幸せな再婚生活は送れるのです。

3、熟年結婚をした芸能人

キャリアがあって、人生充実させて生きているように見える華やかな世界でも、やはりパートナーの存在は大きいようです。ここでは50歳以上になって結婚・再婚した女優・歌手を4名ご紹介します。

  • 桃井かおり(64)&2歳年上の音楽プロデューサー(66)

2015年の1月に結婚。64歳と66歳、相当の熟年結婚ですよね。桃井さんのお相手は2歳年上の音楽プロデューサー。桃井さんが9歳のころから知り合いの幼なじみ。二人がそれぞれキャリアを積み、共に海外で活躍することをきっかけに、50年ぶりに再会。

一気に距離を縮めて交際に発展したそうです。事実婚状態だと言われていましたが結婚となりました。

  • 夏木マリ(59)&2歳年上のパーカッショニスト・斉藤ノヴ(61)

こちらのお二人も事実婚を経て、2011年5月に熟年婚。2007年に籍にこだわらない「フランス婚」と名付け、事実婚であることを公表していましたが、東日本大震災をきっかけに家族や夫婦の絆を考えて入籍、正式に結婚しました。二人の結婚は当時「絆婚」と呼ばれました

  • 斉藤慶子(50)&広告代理店社長(65)

斉藤慶子さんは46歳で離婚後娘と2人の生活を楽しんでおり、再婚はまったく眼中になかったものの、知人の紹介から縁が繋がって、2011年ついに再婚へ。再婚相手は100億円を超える資産を持つ超セレブ、『子連れ玉の輿婚』とも言われている。

  • 岩崎良美さん(50)&大学病院の外科医(53)

2011年知人の紹介で知り合い交際に発展し、わずか5ヶ月で結婚。お相手には病死した前妻との間に2人の子供がいますが、すでに成人しているため、2人での生活を送っているとのこと。

4、熟年結婚をする際に注意したい問題点

パートナーがいると、自分以外の問題も起きたりして、時に面倒なことになるかもしれませんが、それでも、いるといないとでは心の満たされ方が変わってくるようです。

残りの人生をより豊かにするために熟年結婚をしようと考えられると思います。

お互いの子供の有無によって出てくる問題もありますが、それ以外にカップルとしては日が浅いけども、それまでに積み重ねてきた人生経験が大きい二人だからこそ考えておきたい、注意したい問題点を挙げてみます。

(1)金銭問題

長い間結婚していると築き上げた財産は2人のものと暗黙の了解となりますが、熟年結婚の場合、相手の財産は相手のものであって、すぐに二人の共有の財産とはなりません。

入籍をして夫婦となっていれば、亡くなった場合は遺産相続が発生して財産を受け取る権利が発生しますが、その前にまずは二人の生活。生きていくためのお金が必要です。

晴れて熟年結婚したものの、蓋を開けてみたらお金が無くてトラブルに発生したケースが見受けられます。仕事がなくなり、年金や貯金に頼らざるをえない老後までに、2人で財産を築きあげるには時間が足りません。

また女性で夫が亡くなって遺族年金をもらっているケースの場合、その女性が再婚すると元夫の遺族年金は消滅しますので、生活費としてアテにすることはできなくなります。

再婚後、離婚したとしても、その遺族年金の権利は元に戻ることはありません。一般的な生活費の他、その他車両税や固定資産税など、まとまった金額が動く税金なども、どのように負担するかしっかり話し合っておきましょう。

(2)介護問題

結婚すると、法的に色々な権利が発生し守られることになりますが、同時に色々な義務も生まれます。それは両家の親戚などの冠婚葬祭に始まり、日々の付き合いも受け入れることになります。

熟年結婚の場合どちらの親も歳を取っている可能性が高く、程なくして「介護問題」に直面することも現実的にありえます。

双方の両親が他界していれば問題ないかもしれませんが、現代日本は超高齢化社会。男女ともに寿命が延びていますし、両親に限らず、パートナーだって介護が必要になるかも…人生のどこかのタイミングで、誰かしら家族を介護することになるかもしれません。

長い間一緒に人生を築き上げてきた二人ならば、努力で乗り越えられるかもしれませんが、二人の関係が日が浅いと努力だけでは乗り越えられない壁となります。

多額な介護費、精神的疲労…二人の絆が試されるといっても過言ではないでしょう。その時が来たらどうするか考えを共有しておくと良いでしょう。

(3)遺産相続・お墓&仏壇問題

熟年結婚して日が浅くても、法律上夫婦となっていれば、配偶者の遺産を受け取る権利が発生します。

ようやく巡り会えたパートナーが亡くなって悲しい最中であるのに、遺産相続が発生すると、親族や他人の目は厳しく「財産目当ての結婚」と言われて、覚えのない誹謗中傷を受けることがあるかもしれません。

また女性の場合、相手が実家のお墓や仏壇、位牌を引き継いでいたり、もし死別だった場合には先妻の位牌など守っていたりする可能性があります。お墓や仏壇があれば、子供たちが折に触れてお参りに来ることもあるでしょう。

仮に配偶者が先立たれたとしたら、配偶者がいないのに、あなたはそのお付き合いをしなくてはいけないのです。生前は良い付き合いをしていたとしても、配偶者が亡くなったら態度が一変する場合もあるかもしれません。

その時いたたまれない思いをするのはあなたです。自分が先に亡くなった後には、どうしたいのか?ということも、配偶者となるパートナーと遠慮することなく、あなたの思いや希望も一緒に、いつか来るその日のために一緒に考えておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?人生に彩りを添えてくれるパートナーの存在、そして結婚という形は安心をもたらしてくれますね。

その一方、それぞれに人として社会での役割も果たさなくてはならないため、「好き」という思いだけで結婚に踏み切ってしまうのは短絡的かもしれません。

相手のことをよく知って、二人の間に起こり得る現実的な問題も直視して、一緒に乗り越えていく覚悟ができれば、熟年結婚を幸せなものにできるかもしれません。あなたが残りの人生を幸せに送れるよう、この記事がお役に立てば幸いです。

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